2009/10/2

キリンか馬か恐竜か・・・・  

「これ跳び箱でしょ?」
「そう」
「やっぱり」
「壊れたの?」
「そう、でも生き返るんだ」
「ふ〜ん、直すの」
「別のものにね」

「お馬さんになったの」
ふむ、馬跳びとも言うしね。
「いやキリンだよ、これは」
ふむ首の長さから言えばキリンか。
「馬だよ」という子は馬乗りになって叫んでいる。
「う〜ま」
「キリンだよ。首が長いだろ。」
「きりん!」
確かに竹を使って動く首はちょっと細長くキリンに見えなくもない。
「でも足が短いよ」
なるほど馬にしろ、キリンにしろ、この跳び箱動物は足が短い。
「じゃあ恐竜」
「何の?」
「首長竜」
確かに足は短いけど・・・。

「なんで作ってるの?」
「運動会のときのお父さん、お母さんの座る場所さ。」
「どこに?」
「あそこのつり橋の下。揺れないように。」
「ふ〜ん」
分かるかなあ?

壊れた三段の小さな跳び箱を捨てるというので、もらって物置に回収して早1年。使う機会がなかなかないままようやく陽の目をみる。植え込みにある揺れる「つり橋」を運動会の保護者席にするために。別に動物にするつもりはなかったんだけど、高さを合わせて「足」をつけると動物になってしまった。子どもらの喧々諤々の議論をBGMに作業は終了。なんとか運動会には間に合ったね。
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