2009/11/5
小学生の頃、土曜日には、みんなで遊んだりしたけれど、関西の子ども
たちは(僕にとっての小学生2年生からのことだ)、帰って、テレビを見たりした。
吉本新喜劇だ。ただのエンターテインメントではなく、ある意味教科書のようだった
、
関西では、小学生のうちにでも、自分のポジショニングをしっかりしないと、
楽しくは生きていくことはできない。ボケと突っ込みとのバランス。
それが問題なのだ。例えば、関東地方では、カッコいいだけで男の子がもてるが、
関西では、それは少ない。おもしろいという要素(つまり自分を「エンターテイメント」して、楽しませてくれる)がないと、いけない、のだ。
だから、ボケと突っ込みの技を磨くのだ。技は、物真似と繰り返しから
始まる。しかし、物真似だけで終わってしまうのが、素人なのだ。
そして、ほとんどが素人で終わってしまう。だから、関西の人が(男が)
みんな面白いとは限らないのだ。おもしろい人の比率は、どこも変わらない
と思う。きっと。
夜中に、吉本新喜劇が流れていた。いつもなら、ドクター・ハウスとかを
吹き替えで見ていたりする時間だ。夜中の吉本新喜劇は、ある意味、「シュール」
だった。
2009年になろうとしているのに、桑原和男さんやチャーリー浜が出ていて、
僕が小学生の頃と同じギャグを飛ばしていた。ギャグに対しての回りの出演者の
リアクションも同じだった。
こうなると、天然記念物だ。もの凄く、予定調和的な流れをうまく数十年間も
まとめてしまうのは、きっと放送作家の苦労も想像できるし、その技術にも
敬意を払う、感じだ。
くだらない笑いでも、世の中や個人に必要なのは、笑う力、微笑む力なの
かもしれない。それが大事なのだ。笑いは、体の免疫システムを改良して
い続けているらしい。笑え、笑え。自分の不幸を笑い飛ばすが、ブルースなのだ。
さて、最近読んでいる本からの引用。
人間の幸せは、ものやお金ではありません。人間の究極の幸せは、次の4つです。
そのひとつは、人に愛されること。2つは、人にほめられること。3つは、
人の役にたつこと。そして最後に、人に必要とされること。
『働く幸せ』 大山泰弘
そういうことだ。

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