2009/11/1
「The Bad News Bears 2」
神奈川県横浜市中区野毛にあるバー「キネマ」の吉井さんが、初めて
劇場で観た映画が、『がんばれ ベアーズ』だった。原題は、The Bad News Bears
だった。お父さんと観に行ったらしい。大昔、いや、ちょっと昔、キネマの
カウンターに腰掛けて(夏だったら、新潟から送られてきた茶豆を食べていた
だろう)カールスバーグのドラフト(生まれて初めて、カールスバーグの
ボトルのやつを飲んだ。福岡県北九州市小倉北区魚町のカクウチ「カクウチスタイル
ありありで」でのマスターの伊原さんが購入したやつを店で出してくれたからだ。
サントリーが輸入しているものだった。ボトルの口の下に、コペンハーゲン・
デンマークとあった。懐かしい。コペンハーゲンに行ったのは2005年の夏だった。
それ以来、海外旅行はしていない。伊原さん、ありがとうございます)を飲みながら、
聞いた話だ。
初めて行った映画が、お父さんとの小さな思い出とセットになっているのは、
羨ましい。
僕が初めて映画館で映画を観たのは、福岡にいた時の小学校1年生くらいの
時に観たゴジラの映画だったと思う。その田舎の石炭の街にあった映画館は、
いつもゴジラや怪談映画を上映していた記憶しかない。きっと他にも上映
していたのだろうけれど。小学校1年生で兵庫県の西宮へと引越しをしてしまった
僕にとっては、その映画館は、強いフィルムの匂いがする怪獣映画の映画館
だった。今考えると、その他、どんな映画を上映していたのか、気になる
ところだ。ちょっとしたニューシネマ・パラダイス的な「シネマティック」な
思い出に浸ることができるかもしれない。今度、母親に聞いてみよう。その
映画館の名前、どんな映画を上映していたか。
YOU TUBE で、The Bad News Bears の Now and Then というやつがあった。
当時の出演者のその後というやつだ。
ビック・モローもウオルター・マッソーも亡くなってしまっている。
http://www.youtube.com/watch?v=tFBjL1Q_n4s&NR=1
自分が意識していなくても、時は確実に流れている。
それは、こういった自分が好きだった映画の俳優たちのその後の
姿なんかを見てしか確認できないのかもしれない。
ジャッキー・アル・へイリー。
『ヤング・ジェナレーション』などの作品の後、ずっと後、長いブランクの後、
ALL THE KING'S MEN で復活した。
そして、Little Children だ。幼児虐待で逮捕された経歴があるという役の
ジャッキー・アル・へイリーの姿は、少し悲しかった。
インタビューなどでは、よくしゃべるフレンドリーなアメリカンだったけれど。
もう、そこには、少年野球の芝生のグランドに注ぐ太陽を眩しそうに目を
細めるジャッキーの姿はなかった。
そうやって、人は生きていくのだろう。
テイタム・オニールはジョン・マッケンローと離婚し、そして、ドラッグ問題
に苦しんでいる。クリスティー・マクニコールと高校生の僕たちの人気を2分
したその姿は、もうない。
プラスであっても、マイナスであっても、自分にとって大事なもの、
それが、過去の「レガシー」なのだ。
Go on Earl !

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