先日、昔の職場の仲間達と会った。その際少し話題になったのが「有料老人ホーム」のことであった。今、政府は例えば「病院長期入院患者」(老人が多い)を追い出す方針、良く言えば「在宅療養」方式に切り替えようとしている。それに対応して我が町の開業医の中にも在宅介護・診察をしますという医院も出てきてはいる。只、調べてみると、「10名まで」とか「癌患者は扱わない」とかで、そもそも医院の数が少ない上に条件つきで実に心許ない。
我が家に来る友人の中には「子供を頼る」という人もいる。だが、今の子供は果たして頼りに出来るであろうか。自分たちの生活で精一杯で、親の看護や介護まで手が廻らないのが実情ではないか。
となると「特別養老ホーム」が望まれるが、これが満杯で、介護度の高い人しかはいれなくなってきている。私たちは半年に一回、近所の「介護老人保健施設」に繪や写真・書を飾っているが、行くたびに介護保険から沢山の費用が出るような老人が増えていることが感じられる。それでも介護の大変さに比べて賃金が低いと、そうそう奉仕精神できた若い人も、辞めて例えば「有料老人ホーム」の方に流れてしまうらしい。
かみさんは「せっぱ詰まって有料老人ホームに入り、トラブルが多い」と聞き、ここ2年老人ホームの調査・見学を重ねてきた。その資料は莫大で、いつかフォトでお目に掛けたいと思う。
かみさんの言うことには政府の方針で「特養老人ホーム」は埼玉県では新しく一つも建てられていない。「有料老人ホーム」はどんどん増えている。という。
そして、その「有料老人ホーム」だが、結局「地獄の沙汰も金次第」で「高い入居費と月費用がかかる処ほど介護者が多く、従ってまた介護の質もよい」という。それは無理からぬことであろう。いくら気高い奉仕の精神を持っても長続きはしない。良い介護人のいるところは自分も勉強になるからやはりそう言うところに行きたい。これが人情である。
で、いま、まあ平均してまあまあのところは入居費500万、月費用20万前後(自立だと介護保険の支援はないので2〜3万高、介護度のある人は介護保険からでるが、この場合自己負担分も求められる。)
むろんもっとデラックスなホームもあるし、安い入居費で、月費用も15万位の処もある。
ただ傾向としては月費用の少ない処は入居費用がかなり高いと思った方がよい。
埼玉県では「埼玉県福祉部高齢者福祉課」で「有料老人ホーム一覧表」(平成20年6月1日現在)を発表している。ネットでみれば、入居費・月費用が一覧になっている。しかしこれを参考に「現場」を訪ねられる方が、良く判るそうだ。オムツ代とか、部屋への食事運びなど別費用が、あんがい掛かったりする。
フォトはその県発表の最新の一覧表です。
