先週水曜日から新しい「静物」を描くことが根岸教室で始まった。先週かみさんは高校時代からの友人の従兄でフルート奏者の演奏会に呼ばれて、繪の方は二の次だから教室を休んだ。このフルート奏者、あちこちの音楽大学で講師などをしている実力者だが、もう寄る年波に勝てず、演奏会は今回で終わりにしたいそうだ。やはり、息が出ないようだ。上野の文化会館ホール、学生達も集まって賑やかだったそうだ。フルート演奏は一段と深みを増した感じだそうだが、やはり「音量」の低下、特にフォルテでそれが感じられたそうだ。そんなわけで音楽は堪能したが繪は遅れた。今夜はデッサンだけになった。木炭のデッサン等無しに直接描いていけば良いのに、かみさんはそれが出来ない。スケッチブックに構図を決め、やおらキャンバスに今度は木炭で、ああでもないこうでもない、と構図の推敲をする。それだけの分、人より遅れてしまう。まあ、そう言う性分だから仕方がない。
私は二回目、なんとか色を付け、描き込みに入ったところだ。メインは石膏像、それが珍しい仏像の頭である。国宝第一号になった太秦の「弥勒菩薩」(思惟観音)像である。「美」の仏様と言われる仏像だ。戦後修復を頼まれた人が石膏に取り、そのコピーなのである。
どうもやはり座った位置では描きにくい。思い切って組み合わせを頭の中で勝手に変えて構図する。リンゴなどまだ赤く塗ったまま、左の備前焼の壺が重すぎて(黒は強い色である)閉口する。
まああと4回あるそうだから、なんとかなるだろう。
描きかけを披露して済みませんね、、、。
