『死体があった部屋から見えること』 中岡隆
自殺、孤独死、ゴミ屋敷…。その整理・撤去作業を行う業者が見たものは何か。けっしてきれい事ばかりではない、死の現場をレポート。遺品整理業者が描き出す「現代の縮図」。
遺品整理をする仕事があることを初めて知った。
何らかの事情で遺族が遺品整理できない状況もあるということ・・・辛いけれど、そんな状況もあるのだなぁ・・・と切実な問題として知った。
自殺や、孤独死など、なんらかの事情でひっそりと亡くなった場合、その部屋はすごい状況になる。
目や鼻に突き刺さるような悪臭だけでなく、うじ虫や、体液による染みの処理・・・
想像がつかないし、つきたくもない光景が、実際に存在するということ、
それはそれは凄まじい光景に違いない。
人の死=悲しい という場合は、故人も残された側も幸せなんだな・・・と思う。
ここに挙げられている”人の死=悲しい”という方程式が成り立たないこともある・・・これも現実。
付き合いの全くない親戚が自殺をし、死体があった部屋の遺品整理や、
あまりにひどい状況で死んだ故人に対し、面識がないのに遺品処理しなければならない場合など、
状況が普通でない場合、そりゃあ、嫌だわ・・・と誰しも思うだろう。
きれい事などいってられない。
こんな場合に登場するのが遺品整理屋さんだ。
人に迷惑かけないように死を迎えたい・・・とは誰もが思っていることだけど、
現実はそうもいかない。
厳しい〜〜〜っ。
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