2017/9/23 | 投稿者: 鹿苑院

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これほど恐ろしく、後味の悪い本もない。なぜそうなのかといえばリアリティに溢れているからだ。フィクションだと一応ことわってはあるがそうでないことは誰が見てもわかる。登場キャラが誰のことを暗喩しているのか一目瞭然である。

今、現実の世界でも三戒ではナパージュを守れないことがわかるカエルが増えてきたが、デイブレイクは盛んにプロメテウスの誹謗中傷を繰り返し、あたかもウシガエルによるナパージュ侵略を手引きしている感すらある。
解散総選挙が迫る今、この本が文庫化されて読みやすくなったのはなんともタイムリーである。これを読めばデイブレイクの口車に乗ってガルディアンに投票するのは愚かな事だとわかるはずだ。

読後感は相当に悪いが、この後味の悪さを忘れず大切に持ち続けてほしい。そんな本。国民必読。
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2017/9/18 | 投稿者: 鹿苑院

先だっての「男・天竜」の続き。

同時に川根の茶も取り寄せていたので今日封切った。川根といえば「茶柱倶楽部」という漫画の主人公の出身地でもあり、「男はつらいよ」のとらやのセットに「川根銘茶」と書かれた箱を確認できる。なんとも期待が高まる。

まず茶筒に中身を移した後の空袋の匂いを嗅いでみるとこれだけで「ザ・茶!」というようなふくよかな香りがする。これだけで絶対に美味しいはずだと確信できた。
淹れてみるとやはり期待を裏切らない。甘み・旨みが前面に出るがただ甘いだけではなく微弱な渋さがあり、これが程良いバランスを持つ。深蒸しに頼らなくてもこういう味が出せるのは驚くべきことである。

天竜茶が男だとしたら川根茶は女というイメージが浮かぶ。美人だがただ可愛いだけではなく頭も良い、しっかりした女性──そう、「茶柱倶楽部」の主人公・伊井田鈴に似ている。
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2017/9/17 | 投稿者: 鹿苑院

「大師は弘法にとられ、太閤は秀吉にとらる」ということわざがある。
大師号を賜った高僧は何人もいるが弘法大師が有名でありすぎるため、一般に大師といえば弘法大師しかイメージしない(我々真宗門徒ですら親鸞聖人を見真大師なんて普通呼ばない)。
同じように太閤とは関白を辞任した人のことだからこれまた史上に何人もいるが、ふつう秀吉のことしか思い浮かばない。

さて、「金吾」とは中納言の唐名だから中納言であれば誰をそう呼んでもいいはずなのだが、もっぱら小早川秀秋のことを指す。同じ時代に毛利輝元、上杉景勝、織田秀信ら他にも中納言はいたのだが彼らを金吾とは呼ばない。秀秋は秀吉の甥だから、この一族だけで称号の独占を二人も出していることになる。

さらにカオスなことに、「金吾中納言」と呼ぶことも多い。金吾が中納言の意味だから「中納言中納言」と言っていることになる。
こういう、外国語に日本語をくっつけてみたら意味が重複していたというケースは今でもナイル川やガンジス川、サハラ砂漠、襟裳岬、骨付きカルビなどいろいろあるから、我々の祖先は昔からこういう用法を使っていたことがわかる。
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2017/9/14 | 投稿者: 鹿苑院

「あまい」と「うまい」は語源は一緒である。生物にとって糖質はエネルギー源であるため美味しく感じるようにできている。そのことは知っているがと前置きして敢えて書く。
(余談だが、「若い頃は苦くて嫌いだったビールが大人になると美味しく感じる」というのは、医学的には味覚の老化によって身体に有害な物を正しく拒否できなくなったことを意味する。)

断片的には何度か書いてきたことだが、グルメ番組で二言目には「甘い」という言葉が出てくることが引っ掛かる。肉を食べても魚を食べても野菜を食べても、果ては唐辛子をかじり塩をなめても「甘〜い!」である。

いくら語源が一緒とはいえ、甘いだけが旨い物の条件なのか。苦みが美味しい物、辛みが美味しい物…五大味覚のすべてに意味があり大事だと思うのだが、まるで甘みだけが良い物で他は邪魔であるかのような言い方にイラっとくる。
もしかすると、頭がライトな子たちがあらゆる形容詞を「ヤバい」としか言えないように、グルメレポーターも語彙のレベルが下がっていてあらゆる味覚を「甘い」としか言えなくなっているのかもしれない。

さらに余談を言えば、それほど甘みを賛美するくせに本来甘くないといけないはずのケーキなどに対する誉め言葉は「甘さ控えめ」なんだから訳がわからない。
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2017/9/7 | 投稿者: 鹿苑院

昭和プロレスにも造詣が深い万能の声優・上坂すみれが長州力と対談。革命戦士二人の邂逅、見逃せないッ!!

こちら。
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2017/9/7 | 投稿者: 鹿苑院

天竜茶はゴツゴツした男らしい茶だと聞く。その評判を聞いて以来いつか試したいと思っており、今日やっと実現した。

天竜茶の特徴は浅蒸しである。全国的に蒸しが深くなっていく傾向にある現代において頑固なまでの昔ながらの浅蒸し。茶葉は蒸しが深いほど甘味・旨味が出やすくなるから、浅蒸しの天竜茶はそういうものには乏しい。
グルメ番組でも二言目には「あま〜い」「とろける〜」を連発しており、上質な食材は必ず甘いものだという認識が蔓延している現代だが、そういう軟弱なブームにへつらうことのない天竜茶は確かに男の茶である。しっかりとした渋味があり、それがしつこく残ることなくサッと消える。

ゴツゴツした男らしい男といえば天龍源一郎を思い浮かべるのだが、天龍と天竜のイメージが似るのが面白い。
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2017/9/1 | 投稿者: 鹿苑院

「女性は鋭い」とよく言われるが、大ウソである。まやかしである。なぜまやかしなのかいくつかの証拠を挙げて説明してみよう。

もし仮に本当に女が鋭いと仮定するならば、なぜこんなに世の中に離婚する夫婦があふれかえっているのだろう? 女が鋭さを武器に正しい判断ができるものだとしたら、そういう結果になる相手を早期に排除できるはずではないか。
夫有責だとすると浮気、DV、浪費、ケチ、育児に非協力的…いろんなろくでもない男がいるものだが、鋭いはずの女がそれらをまったく見抜けず一度は結婚まで突き進むのは実に不思議なことである。

さらにはあの忌まわしい韓流ブームを思い出してみるがいい。あれに踊らされたのはほとんどが女だった。
韓流が下火になった今ではいまだにKARAだ少女時代だと言っている男はほぼ絶滅したし、いたとしても周りからバカ扱いされているが、女の中にはいまだにBIG BANGが好きで韓国旅行に行きたがる奴が相当数いる。
「韓国人の日本人への悪意」という、いくらでも証拠を挙げることができる明白な事実すら見抜けない者が鋭いわけがない。

結局、「女性は鋭い」などというのは常識や道理、マナーよりもしばしば説明不能な感情を優先して無責任な行動をとりがちな女という生き物をどうにか擁護するためのフェミニストの詭弁に過ぎない。
新興宗教の信者が教祖の奇行を「我々常人には理解できないがあの人は神だからきっと正しいに違いない」と思い込もうとする不健全さと同じだと考えればいかにおぞましいものかわかると思う。
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