2014/12/31 | 投稿者: 鹿苑院

緑茶は葉の発酵を止めることが必要になるため、加熱処理をする。加熱の方法としては、中国茶は炒るが日本茶は蒸す。蒸し時間は15秒ほどが普通だが、数十年ほど前に静岡県の茶業者が30秒〜1分蒸すことを始めた。長時間蒸すことによって茶葉には傷が増え、その傷から成分が浸み出しやすくなるので味も色も濃い茶ができる。これを深蒸し茶という。
深蒸しに対して従来の緑茶は浅蒸しと呼ばれるようになったが、蒸しが不充分という誤解を受けやすいとしてこの語を嫌う人も多く、普通蒸しと呼ばれることもある。
見分けるのは簡単で、透き通った黄色の茶が浅蒸しで濁った緑色の茶が深蒸しである。

発祥が静岡なので深蒸しは東国で流行り、関西ではそれほどでもないようだ。現に宇治茶で深蒸しを探してみるとかなり少ないことがわかる。しかし鹿児島(茶の生産量全国2位)では深蒸しが抵抗なく作られており、全国的な傾向としては深蒸しがかなり普及していると言ってよさそうだ。
「急須で淹れたお茶は濁っている」と唱えて濁りをセールスポイントとしているペットボトル茶もあり、大抵のペットボトル緑茶のラベルは緑色である。これは深蒸しを基準に考えているからこうなるわけだ。

さっぱりとした浅蒸しとコクの強い深蒸しのどちらが良いかは個人の好みによるのでなんともいえない。オレは浅蒸し派なのだが、栄養学的に優れているのは深蒸しの方である。誰が淹れてもそこそこ美味しくできるのも深蒸しの人気の一因だろう。
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2014/12/29 | 投稿者: 鹿苑院

焼物イコール陶器だと思っていたのが、磁器という物の存在を知ったのは小学校の社会の教科書だった。違いとして磁器はガラス質の釉薬でコーティングされており叩くと金属質の音がするというようなことが書かれていたような記憶があるが、ガラス質の釉薬といわれても目に見えるのか見えないのかわからないようなものだし、叩いた時の金属音に至っては主観になるので、要するにいまいち違いがわからなかった。
この感覚はオレだけのものではなかったらしく、西洋では両者が区別されないことも多く、そもそも厳密な定義があってはっきり分かれているものでもないということを最近知った。

磁器の存在を知ったのは小学校時代と先に書いたが、手に触れ使用していたのはそれ以前からだった。おそらく一般の家庭にある食器はほとんどが磁器だろう。陶器を使っていることの方が珍しいくらいである。
例えばどこのご家庭にもあるであろう真っ白い皿は磁器の代表と言っていい。薄く軽く均質で丈夫で汚れにくく安いのが磁器の利点で、おそらく機能性という点でだけ言えば陶器が磁器に勝っている点は一つも無いのではあるまいか。

ただ、磁器はガラス質の釉薬を使っているぐらいだから表面の化学的性質はガラスと同じで、良くも悪くも化学的・物理的な反応を起こさないが、陶器は土の性質がどうとか多孔性ゆえにどうとか、とにかく様々な理由で水や茶の味がまろやかになるということはある。ともすれば無機質な印象を与えがちな磁器に比べて、「味がある」といわれる焼物もだいたい陶器である。

個人的な好みを言わせてもらえば陶器の方が好きなのだが、一番好きな焼物を聞かれると青磁という答が出てくる自分が不思議だ。
好きな順に並べるなら、 青磁>陶器>青磁以外の磁器 となるか。
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2014/12/26 | 投稿者: 鹿苑院

牛レバ刺しが禁止されてから、代わりに豚レバ刺しを食ってE型肝炎になるやつが急増。

発想がおかしいな。牛がダメで豚ならなぜ良いと思ったのか。レバーでなくても豚肉を生で食うって無鉄砲にもほどがあるぞ。

個人的にはレバーは煮つけにするのが良い。レバ刺しも食えと言われたら食ってたってくらいでさほど好きではなかったし、禁止されたから逆に急に食いたくなるという現象も起きなかった。
オレはホルモン系の肉はまったく平気で、むしろたまに食いたくなる(牛ホルモンの脂肪が多いところが好き)くらいなんだけど、それでも生で食うのはお断りしたい。
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2014/12/25 | 投稿者: 鹿苑院

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1・4東京ドームでIWGP Jr.王者田口への挑戦が決定したケニー・オメガ。9歳の女の子と試合していた印象が強いので、たぶん人の良い人間なんだろうな…と思うが、ヒールターンか…。

これが9歳の女の子との試合。ちゃんと互角の勝負に見せている。プロレスはやられる側にも力量がないと成り立たないことの証左である。延髄斬りはまともに決まっているように見えるが、よく見るとオメガが自分の太腿を叩いて派手な音を出している。

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2014/12/24 | 投稿者: 鹿苑院

あまり知られていないが、駿府に賎機焼(しずはたやき)という焼物がある。土地柄、徳川家御用達の焼物となり、静岡浅間神社や久能山東照宮でも同様だった(なお静岡浅間神社は家康公元服の場所でもあり、駿河大納言忠長が神使の猿を狩って罪に問われたのもここである。その在す山を賎機山という)。

文政年間の終わりごろ、安倍川の洪水により窯場が流され、賎機焼も衰退した。明治になってから復興の試みはなされたが、現在では静岡県の焼物といえば遠州金谷の志戸呂焼が専ら有名で、賎機焼は知る人ぞ知る存在と言わざるを得ない。しかし自分と浅間大神の縁を考えれば、一つぐらい賎機焼が欲しいな…と思ってはいる。
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2014/12/20 | 投稿者: 鹿苑院

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巨大ワニの存在はなぜこんなにワクワクするのだろう? 昔はアマゾンだのアフリカだのの奥地で伝説の巨大ワニを探す(2時間ばかり散々引っ張って結局見付からない)特番がよくあったが、すごく面白くてついいつも見てしまっていた。ひな壇でお笑い芸人がプライベート話を切り売りしてるだけの番組ばかりになってしまった現在から見ると、あの頃のテレビは面白かったなと思う。

あと、世界各地のゲテモノ料理を食べる番組もいつのまにか無くなったな。久本雅美あたりがイモムシだのコウモリだのを食べていたような記憶があるが、最近の久本が化粧品のCMなんかに出てどうかすると美魔女()扱いされているのは笑止千万である。
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2014/12/19 | 投稿者: 鹿苑院

苦しい戦いだったが勝った。終わってみれば22目差の圧勝。敵中に無理矢理ぶち込んだ石がどうにか上方の味方と連絡してくれたから勝てたが、これが死んでいたら大敗は免れなかっただろう。賭けに勝った。どうやらオレ、少しずつ強くなっているらしい。
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2014/12/18 | 投稿者: 鹿苑院

瀬戸の赤津焼のサイトを見ていたら黄瀬戸のギャンゴそっくりなやつが出てきた。これである。

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可愛い。体は丸いがどうにもギャンゴに見える。汚れてないから近年の作なんだろうけど、もしこれが桃山時代の作品だったら面白いなあ。


ギャンゴ
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2014/12/17 | 投稿者: 鹿苑院

妹が湯呑にハイターをかけてくれたのできれいに真っ白になった。この湯呑はマグカップなどにありがちな白くてツルツルで漫画が描かれている、おそらくは磁器なのでハイターをかけても何の問題も無いが、コーヒーカップに母がハイターをかけた時は参った。赤志野の陶肌がピンク色になってしまったが、文句を言わず使い続けていたらコーヒーやお茶の色素でまた元のような色に戻った(!)。赤に復活したという意味で「とうしょうへい(漢字にすると文字化けする)」と銘を付けようかと思ったが風雅でないのでやめた(笑)。

最近はどこのご家庭でも和陶に馴染みが無くなって、茶渋を邪魔なものとしか見れない傾向が強いようだ。
萩焼などは、土の粒子が荒いのか新品のうちは水が漏る。我慢して使い続けているうちに茶渋が粒子の隙間を埋め、漏らない器になる。無論茶渋は無色透明ではないので見た目は様変わりするが、これを景色として楽しむ。茶人が喜ぶ「萩の七化け」とはこのことである。

それにしてもなぜオレは学会で山口に行った時に萩焼を買って来なかったのだろう(答え:その時はまだ焼物にさほど興味が無かった上に、長州藩は敵方で云々などとつまらない事を気にしていたから)。
もしあの時のオレに頼めるなら野点用の小さな茶碗を買ってきてほしい。
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2014/12/11 | 投稿者: 鹿苑院

昨日の中日新聞の投書欄に「自分と違う意見も聞く耳を持ちましょう」みたいな子供の作文が載っていたので笑ってしまった。だって毎日毎日、反安倍・反自民・反原発・反集団的自衛権・反秘密保護法の意見しか載せない中日新聞が一番できてないじゃないか。お〜い中日新聞、おまえ子供に叱られてるぞwww

それなら安倍支持・自民支持・原発推進・集団的自衛権賛成・秘密保護法賛成の意見のコメントも恣意的な編集なしでそれぞれ載せた上で「どちらが正しいと思うかは読者のみなさんに任せます」とやるべきで、新聞社が自称する公平中立とは本来そういうことをして初めて名乗れるのだが、中日新聞はそもそもそういう意見の人のコメントを載せてすらいないんだからもはや公平中立が聞いて呆れるレベル。むろん報道ステーションの街頭インタビューなども同罪である。

自民党が報道各社に公平中立を要請したところ「言論弾圧だー」とファビョり出した会社が複数あるが、当たり前のことを要請されただけでなぜそういう発想になるのだろう。それを弾圧だと受け止めるような言論なら無い方がいい。
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