シモネタ評その4で
「こんな雑談」と私の拙文が取り上げられ
「同感ですね」とか書いていただいてありがとうございます。
私の同居人は物書きでもなんでもないですが
蔵書の数は半端ではなく、
書斎は小さめの学校図書館のようになっています。
ちょっと偏っているのは
「大漢和辞典」や「古典文学解釈講座」シリーズなど
古文漢文に通じる物が多いこと。
(あまり子供が手にとって読めるものではないですね。)
もちろん新古今和歌集や万葉集もありますし、
石川啄木あたりなら、見つけだすこともできると思います。
その同居人がさっさと購入して大切に読んでいたのが
佐藤真由美さんの「プライベート」(マーブルトロン)。
私は本棚のその本の存在に全く気付きませんでしたが
その佐藤さんの「恋する歌音(カノン)」(集英社文庫)を
自分で購入して読んでいたところ(繰り返し、何度も)
同居人が「サトマユか……」とつぶやきながら
「プライベート」を出して来ました。
サトマユという略のしかたはどうなの?と思いつつ
知り合いかよっ!とつっこみつつ
「プライベート」を読みました。
衝撃。
それは歌集というカテゴリー(私の中の、です)を超えていました。
ページをめくるたびに嵐のような感動。
奇しくも、シモネタ評その4が掲載されたあの日、
図書館で借りた「日本ゴロン」を読んで
枡野さんの本作りへのこだわりを感じた振戸ですが
「プライベート」の色・形・配置などなど、
特に色はひとつの短歌の中で濃淡があったり……
ああ、うまく伝えられないこの感じ。
この間、文庫化されたということで
書店で見かけた時に手にとってみました。
ああ、こういう風になるんだ……としみじみ。
色といい文字といい、元の本とは違った味わい。
(でも、買ってません。ごめんなさい。)
「恋する歌音」「プライベート」どちらもお買い得な文庫です。
(もう、この際、佐藤真由美さんの回し者と呼ばれてもいいです。)
お題「シモネタ」(もう終了だけど)に寄せて……
夜になるとそのことばっかり考える夜のわたしが夜のあたまで(佐藤真由美/プライベート)
夜のあたま……。
そんな時もあったかもしれませんねー。(遠い目)
それにしても、「さすが」。