今日は不参加は許されない、町内あげての大イベントの日。
あの憎っくきGの字を
本格的な冬を目前に控え、
動きが鈍くなった今、わざわざ探し出してまで撃退するという
「年内最後のゴキブリ退治」という
一大イベントだ。
私としては、今のところ我が家に出没してはいないため、
わざわざ外を見回り探し出してまで撃退するというイベントは
かな〜りな謎イベントなのだが、
町内会の決まりで各家庭から最低一名の参加は必須なようで
渋々でも参加しないわけにはいかなかった。
珍しくまだ外が明るいうちに帰宅した旦那に
参加権利を譲渡しようとしたのだが
「オレがこんなに早く帰って来られる日なんてそうそうないことなんだから
たまには身軽にひとりで行っておいでよ。」
と、まるで飲み会に行く私を送り出すかのような笑顔で
Gの字退治イベントへ送り出されてしまった。
なんだか腑に落ちない数々の点に首をかしげつつも
イベント本部へ行くと
私の担当エリアは近所の団地だと告げられ、
Gの字撃退グッズ「ゴキジェット」を手渡された。
団地へ行くとすでに何人もの人が
建物の通気口を開けたり
敷地内に転がる大きな石をひっくり返したりと
Gの字捜索に奮闘していた。
なにもこんなに大々的にやらなくても…
各家庭、家庭内に出没しないように気をつけ
それでも出没したもののみ退治すりゃいいんじゃないの?
わざわざ石までひっくり返して探さなくちゃだめなの?
ってか、Gの字はそんなところに隠れてるか?
ま、確かに。
少しでも弱ってる今の方が退治はしやすいし
すっきり年末年始を迎えたいもんなぁ。
イベント本部の「団地支部」と張り紙がされた長テーブルの上には
新品のゴキジェットがズラリと並び、
おじさんが拡声器で
「空になった殺虫剤はこちらで新しいものと交換しますので、
使用済みの缶は放置せずにお持ちください。」
なんて言っている。
なんか張り切っちゃってるなぁ…
探すふりだけでもしておかないと
後で何を言われるかわからないな…
とりあえずGの字が居そうな
日陰でじめじめとしたあたりでコケまみれになった大きな石をひっくり返してみると…
ぎゃーぎゃーと奇声を発し逃げ惑う私に気づいた周りの人たちが
一斉にゴキジェットを噴射し退治してくれた。
助かったぁ〜…
その後もそんなことを何回か繰り返しながら
私のゴキジェットも空になりかけたころ
イベントは終了。
また来年、梅雨明け頃開催される同イベントへの参加を約束させられ
ようやく釈放された。
ほっとした。
と、いう夢をみました。
夢でよかった…。