先日、
娘の幼稚園グッズと作ってやろうと
かな〜り張り切って布を買いに行った。
キャラクター物の生地は、結構いいお値段がするのだが
娘が気に入ったキャラクター生地で作ってあげたい。
それで元気に幼稚園に楽しく通ってもらいたい。
そう思っていた。
娘も「これがいい!」という生地を選び、
それに付随する紐やらテープやらを物色していると
旦那がやって来て言った。
「え?布ってこんなに高いの?
あっちに もう出来上がったもので もっと安いのあったよ。
無駄じゃね?こんな高い布。」
娘を連れて、
その出来上がったものとやらを見に行く。
当然、布だけを見せられて「これが袋になるからね、カバンになるからね」と言われても、娘にはピンとこない。
出来上がったキャラクター物の袋だのカバンだののほうが
そりゃもう魅力的に見えるだろう。
案の定、娘はうさぎちゃん柄の袋を見つけ
「これがいい!」と。。。
さきほど見つけたお気に入りの生地のことなど
すっかり忘れてしまったかのように、
「かのちゃん、このうさ○なちゃんのがいい!
ぜーんぶ、これでお揃いにして幼稚園行きたい!」と。
幸いなことに、娘が通う幼稚園は
すべて市販のものでそろえてしまっても 何も言われることはない。
でも、すべてを市販品で揃えてしまっているお母さんは いない。
私だって娘に袋類を作ってやりたいがためにミシンを手に入れたのだ。
こんなに張り切っているのだ。
私は食い下がった。
「み〜んなママが作ってくれた袋を持ってくるよ?
かのちゃんだけ買った袋でいいの?
ママ、かのちゃんの好きな絵の布で袋作ってあげたいよ。
ね?袋買うんじゃなくて、ママが作った袋にしようよ。」
3歳児に懇願だ。
ところが娘も頑として譲らない。
「これがいいの!これじゃないならいらないよ。」
おとなげないが私は相当ふてくされた。
ふてくされながら娘の気に入ったという袋類を
すべて同じ柄で揃え、
ふてくされながらレジに行こうとした。
そんな私を見た旦那。
自分が横槍を入れたせいで、こんな事態になっていることに
少し引け目を感じたのだろう。
娘を物陰に呼び、
「ママが作ってくれた袋がいい。
ママ、やっぱり袋作って。って言っておいで。」と吹き込んでいる。
丸聞こえだ。
旦那が娘に吹き込み、
娘が私に吹き込まれたとおりに伝えにきた事が
余計に腹立たしくなり、
私も意地になってしまった。
「もう絶対作らない!
吹き込んでたの、丸聞こえだよ!
そんなこと今更娘に言わせるくらいなら、始めっから余計な口出ししなければよかったじゃん!!」
旦那に牙をむいた私に娘が言った。
「ママ。
ママがね、かのちゃんに袋作ってあげたいっていうのはわかるよ。
でもね、かのちゃんは売ってる袋がいいんだよ。
かのちゃんがいいって言っているんだから、それでいいんだよ。」
余計に悔しかった。
3歳児に背中をさすられながら諭されたこと。
やたらに大人っぽい口調で言われたこと。
そして、娘の言い分が正解なこと。
すべてがやたらに悔しかった。
市販品ですべてを揃えて購入、
帰宅後、私は泣いた。
作ってあげたかったという気持ち。
それを拒否されたような感覚。
旦那が余計なことさえ言わなければ…という思い。
もう何もかもが悔しくて、
ぼろぼろ泣いてひとり寝室にこもり、布団にもぐって泣いた。
娘がやってきて
「ママが泣くから かのちゃんも泣いちゃう」と一緒になって泣いた。
はっとした。
たかが布袋程度で、私は何を怒っているのか…
娘が「かのちゃんが袋買ってって言ったから ママ泣いてるの?」
と、自分が悪かったのでは?と心を痛めている。
違う、娘のせいじゃない。
私が張り切りすぎたのが悪いんじゃないか。
「作る手間が省けて助かったわ〜」くらいに思えばいいじゃないか。
娘に申し訳ない気持ちがこみ上げるとともに、
旦那に対して
「ばかやろー!お前が余計なことを言うから
こんなところで母子でいらぬ涙を流すことになったんじゃないか!」
という怒りも さらにこみ上げてきた。
まぁ、旦那にはわかるまい。
私の 娘の入園グッズに対する思い入れなんか。
娘には 娘のせいではないということをしっかりと話し、
旦那には恨み言をたっぷりと言い、
とりあえず私は市販品で納得した。
そのうち ちまちまと上履き入れや体操着袋を作り、
徐々に差し替えていってやろうと思っている。
袋なんてなんでもいい。
娘が楽しく幼稚園に通うことさえできれば。