娘のおもちゃの紙箱を、息子が破いてしまった。
一瞬ハッとした表情をした娘。
弟を叱るのかな?とみていると
娘は破けた箱を手に取り言った。
「大丈夫!
テープで直せばまた遊べるよ。」
娘の壊れたおもちゃや
破けた絵本を、ポンドや糊やセロハンテープを駆使して修復し続けてきた私。
物を大事にする気持ちを教えたかったということもあるが、
私がちまちまとした作業が好きだから。
意識して娘に修復作業を手伝わせたことはないのだが、
娘は私の姿を見ていてくれたらしい。
破けた箱に一緒にテープを貼り、ほぼ元通りに直ると またおもちゃをいれて遊んでいた。
「ね!こうやって直せば、また遊べるんだよね」とニッコリする娘。
私も子どものころ
いろいろなものを父に直してもらっていた。
幼心に「お父さんに直せないものや作れないものはないんだなぁ」と思っていた。
今、娘は私に対して
同じように思っているようだ。
物を大事にする気持ち。
物に愛着を持つ心。
これらを受け継ぎ、
私を期待でいっぱいの目で見る娘のために
私はますます張り切って、あの手この手で壊れたものを直し続け
いろいろなものを作り出していこうと思う。
娘や。
お母さんが伝えたかった「大事にするココロ」を
しっかりと受け取ってくれて ありがとう。
そのココロをずっと持ち続けて
未来のあなたの子どもたちにも教えてあげるんだよ。
お母さんが
「お母さんも じぃじにいっぱい直してもらったんだよ。作ってもらったんだよ。」と話しながら作業をするように、
あなたも
「ママもね、おばあちゃんに…」と、子どもたちに話してくれるのかな。
そんな日を夢見ながら
お母さん、がんばるからね。