手をかえても、
品をかえても 食が進まない娘。
そんな娘のために 今日は
キティちゃん弁当
娘に一口でも多く食べてもらいたい一心で、
私なりにがんばっている。
が、娘、あろうことか
「ママのゴハン、おいしくない」
「ママ、ゴハン食べなさいってうるさいから、どっか行ってよ」
と言い放ち、
今日もほとんど食べてはくれなかった。
娘に
「じゃぁ、新しいお母さんを探しなさい。
美味しいゴハンを作ってくれる新しいお母さんを探しに行きなさい」
そういい、上着を着させ靴を履かせ、玄関の外に出してやった。
大泣きして「ごめんなさい!ママ、ごめんなさい!」と大騒ぎすると思っていた。
ところがだ…
「それいいねっ!」
そういった娘は、あっさり玄関から外に出、
そしてスタスタと歩いていってしまった。
夜7時すぎ。外は真っ暗。
慌てたのは、私のほうだ。
大急ぎで娘の後を追い、引き止め、そしてどこへ行くつもりなのかを尋ねた。
「どこかのおうちに行って、ママになってくださいってお願いしにいくの」
泣くわけでもなく、
騒ぐわけでもなく、
実に堂々とした姿の娘。
感心するとともに、
その可愛げのなさに余計に腹が立った。
とりあえず娘を家の中に入れると、娘が反撃に出た。
「ママが出ていけばいいんだよ。
ママが新しいおうちをみつければいいんじゃない?
かのちゃん、ママがいなくても大丈夫だよ。
パパもいるし、もう2歳だから てんせいくんにミルクもあげられるし、
ひとりでおしっこして ひとりで着替えて、ひとりで寝れるから。」
「新しいママなら、きっとゴハン食べなさい!って怒らないよ。
かのちゃん、ゴハンも食べないし、ママもいらない。」
打ちのめされた…
娘にここまで言われてしまうとは…
そんなとき、旦那から電話がかかってきた。
旦那からの電話はいつも実にタイミングが悪い。
そんな最悪のタイミングの中、2コールほどで電話に出たのだが、
電話に出たとたんに切れた。
折り返しかけ、どうして切るんだ?と旦那に聞いた。
その聞き方が非常に気分の悪い言い方だったと、
旦那からも「サイテー!」だの「自己中!」だのとボロクソに言われ、
気分はどん底。。。
具合の悪かった旦那。
私の言い方にカチン!ときたからとはいえ、
私には私の「状況」というものがある。
「状況」を知らずに、頭ごなしに人を最低、自己中呼ばわりだ。
お前のほうが最低じゃっ!
私だっていつ何時でも「平穏無事」なわけではない。
そんな状況を説明すると
「大人なんだから そんなことでスネるな」というような返事。
自分が言われたわけじゃないからだよ、旦那。。。
面と向かって言われてみろよ、
それがどれだけショックなことか わかるから。。。
そこからは、娘と私、本気で喧嘩。
娘も私を「ママ」と呼ぶことはなく、
私も娘と目を合わせることはなかった。
旦那の帰宅後、あまりの具合の悪さに食事ができないと言う。
飲み物もなかったので、近所のコンビニに買出しに行くことにした。
騒がしい娘を連れて行けば、旦那も少しはゆっくりできるのではなかろうかと、
不本意ながら娘と手をつなぎ、外出。
「かのちゃん、こっちに行って新しいママ探すから、
ママはあっちに行って新しいおうちを探しなよ」
家を一歩出たとたんの娘の先制攻撃。
カチン!ときた私は 娘を好きに歩かせた。
スタスタと先を歩く娘。時々私を振り返り「着いてくるな」と。。。
それならば、と意地悪心を出し電柱の影にかくれてやった。
すると娘、振り向いたら私がいなかったことに驚いたのか、大泣き。
大泣きしながら走って家に帰ってしまった。
娘のすぐ後ろを歩いて着いていったのだが、娘、気づかず…
あとほんの数歩でわが家、というところで
すぐ後ろにいる私に気づいた娘。
サルのように飛びついてきて、ここでやっと
「ママ、ごめんなさい!ゴハンちゃんと食べるから!げんまんするから!
ママいらないって言わないから!!」
とりあえず、私も
「じゃぁママも 新しいママを探しなさいって言わないからね」と約束。
これで 一応「仲直り」。
2歳、実に侮れない。。。
もう、適当な脅しは効かない上に、多少のことではビビらなくなっている。
この先、娘と何度喧嘩をすることになるのだろう。
その時々、理由はいろいろあるのだろうけれど、
いつでも 親と子の垣根を越えて
人と人、として本気で喧嘩ができる関係でありたい。
ま、今回はどう考えても私が大人げなかったのだが…。。。
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