おふくろは元気だ。
昨日、かみさんが「お母さんが大ちゃんに話しあるって言ってたよ」っていうんで病院に行くと、歩き回ってて「通院で良いと先生に言うから」と。
無理すんな!って言ったら「ここにいたら、よけい病気になる」だって。
日赤病院は俺が子供の頃、ヘントウセン手術で入院したことがあり、地下の懐かしい食堂や売店を、おふくろとブラブラ、久しぶりに見てきた。
俺が子供時代に病弱だった事や、散々悪さした事。
このあたりをおふくろと歩いていた時代を思いだし、懐かしい記憶があふれてきた。
懐かしいついでに、三中を見に行こうと思い、20年ぶりに寄ってきた。
さすがに当時の先生はいなかったし、校舎も変わってた。
建て直しで、あの独特の十字型校舎がない!
しかも狭く感じる。
それだけ時が流れ大人になったのかな?
思えば四中から三中に俺を転校させてくれたのが、おふくろだったな〜。
昔から俺は個性的で正直だから損をしてた。
よく悪巧みにだまされ的「まと」になる。
中一の時、友達の裏切りで、毎日リンチにあってたから、心配しただろう。
俺は闘ってるつもりだったが、おふくろが三中に逃がしてくれた。おかげで普通の中学生として過ごせた。
…20年。
おふくろがこれから20年生きると80歳。
おふくろも今回、いろいろと危機感を感じたみたいだが、俺が「あと20年生きるために運動をしとけ」って言ったら笑ってた。
なんか、正直、おふくろがいなくなるのがこわくなったな。
でも、俺は恵まれてる。
まだ、これからでも親孝行出来るんだから。