昨晩見逃したライトアップで気にかかる建物を見に行くことにする。まずは金沢21世紀美術館。奇抜な外観にひかれたが、休館日のため外観のみしか見ることができなかった。年始年末は休むのが普通なのかもしれないが、残念であった。
次に赤煉瓦の建物へ。石川四高記念文化交流館で、石川四高記念館と石川近代文学館からなっている。二棟あるわけではなく左右に分けているのであり、近代文学館の方は、有料で350円払う必要がある。石川と縁のある作家は多く、先に述べた泉鏡花、徳田秋聲、室生犀星の三巨頭はもちろんのこと、加賀の作家として西田幾多郎、西出朝風、島田清次郎、深田久弥等、能登の作家として松瀬青々、藤澤清造、折口信夫、杉森久英、半村良等、金沢の作家として三宅雪嶺、竹久夢二、中西悟堂、加藤楸邨、沢木欣一、濱口國男、広津里香等が紹介されている。石川県で生まれ、育ち、一生を過ごしたものだけではなく、学生時代や転勤、疎開などで一時期を過ごしたものも含まれている。
文学館を見ていたらぐったりしてきたので、四高記念館はさっと済ませ―OBでもない私がじっくり見るのも何か、他人のアルバムを見るようで気恥かしい気もした―レトロ体験室でゆっくりする。係のご婦人からは金沢について、いろいろと教えていただく。結婚によって埼玉から越してきたかたなので、こちらの疑問もよく理解していただいた。生まれた時から金沢の方では当然過ぎて、疑問には思わないであろうから、このような方が金沢のことを紹介するのは意外と重要なのである。


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