福田首相の答弁は、物静かに語りかけ、万人に説くように話す
「村の長老の語り」のように聞こえる。
公約として「自立支援法の抜本的改正」がいつの間にやら「自立支援法の抜本的改正に関する議論をする」にすり替わってきた。長老の語りには得てして事実と異なることが多い。言い切ってたかと思えば、気持ちを言葉にしただけ・・・とはぐらかしてみたり。一体いつまで馬鹿にすれば気が済むのだろうか・・・?
自立支援法改正案についても、民主党が掲げる案には大きな落とし穴がある。
利用者負担の凍結はいいとして、施設への報酬の日割から月報酬へ戻すということが本当に現場が喜ぶことであるのか疑問です。
報酬が80%から90%になり、事業所は経費を削減し、サービスの根幹となる人件費ににまで手をつけ、人員確保にこの間どれだけ苦労してきたか国は理解していない!
事業所が努力をすれば何とかなると思われて、じゃー100%にしてあげれば潤うだろうなどと思われたらさらに引き締めは増えるでしょう。
介護の現場から人が逃げていく状況を打破するためには、景気がいいと言われている世の中の水準に近づけるために報酬を120〜130%くらいに引き上げてもらわないとさらに厳しい現状があります。
新たな事業開始に伴い、200名近くを面接し結局のところ労働報酬が働けばアップする仕組みではない(労に対する報酬)福祉現場の多くに、1日で逃げ出していく現状があります。
報酬単価の現状の倍を目指してほしいです。

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