後期高齢者医療保険証が対象者本人に届かない問題が全国で大きな問題になっていますが、岡山県では、転居や不在などで自治体に返送された件数が493通、本人の申し出により保険証を再発行した件数が1862件に上ります。
岡山県広域連合の事務局長の話では、「まだ1自治体の集計が出ていないので、さらに数字はあがる」ということです。
倉敷市の担当者に尋ねると、本人の申し出により再発行したケースでは、「ダイレクトメールと思って中身を見ずに捨てた」「ペラペラな紙なのでどこに行ったかわからなくなった」というものや、「受け取った記憶がない」といったものあったそうです。
いずれにしても、ほとんど制度の説明をせずに、突然保険証を送りつけたことが、問題を深刻にしていることは明らかです。
厚生労働省はあわてて旧保険証でも身分が証明できるものを窓口で示せば、後期高齢者保険証がなくても受診できるようにすると言っていますが、まさに始まりから後期高齢者医療制度は”ボロボロ”です。